第165回 型技術セミナー

~進化するプレス・塑性加工 -高付加価値化を実現する伝統技術の深化と最新技術の融合-~

開催要領

開催日時

2026年5月28日㈭ 9:50~16:50

開催場所

神奈川中小企業センタービル14F 多目的ホール
〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町5-80

主催

(一社)型技術協会

協賛

(一社)日本金型工業会

趣旨

 金型技術は塑性加工の高度化・高機能を支える基盤技術として重要性が増しています。高張力鋼板の成形技術や電池ケースやモーターケースの精密絞り加工技術、そして板鍛造・特殊せん断技術など、多様な先端加工技術が実用化・高度化へと進んでいます。これらの先端加工を実現するうえで、材料特性の変化、成形荷重の増大、複雑形状化など、金型にかかる負荷は増す一方であり、加工精度・耐久性・生産性を両立させるための技術革新が不可欠となります。また、労働人口の減少や技能継承の課題が顕在化する中、デジタル技術の活用や工程設計の最適化など、現場の知恵と最新技術を融合した取り組みが求められています。
 本セミナーでは、塑性加工分野の最前線で活躍する企業の皆様に、最新の成形加工技術と、それを支える金型技術の取り組みをご紹介いただきます。将来を見据えた技術開発を共有し、成形加工の可能性を広げる機会としたいと考えています。

講演者(講演順)

司会:
高橋 啓太 氏(㈱クライムエヌシーデー)

 9:50~10:00 「開会挨拶」
高橋 啓太 氏(㈱クライムエヌシーデー)

1)10:00~10:50
「新工法における角缶成形について」
アイダエンジニアリング㈱ 生産統括本部 FA生産BL 特機部 特機1課 課長代行 井上 浩之 氏
要旨:
角形電池ケース成形専用機DPH-80-30は、プレス成形の場合と比較して大幅に加工工程数を削減できるため、コンパクトで環境に配慮した角形電池ケース生産が可能となります。本セミナーでは角形電池ケース成形専用機の特長とその加工工程について紹介させて頂きます。また円筒形電池ケース成形専用機DIS-1600につきましても紹介させて頂きます。

2)10:50~11:40
「EVを支える高性能モータの高速・高精度プレス加工技術の開発」
㈱デンソープレステック 技術グループ 常務取締役 杉山  聡 氏
要旨:
高性能ブラシレスモータの開発で、大物積層コア部品は課題だった高速加工を、小型順送プレスの2 台直列配置で解決しました。永久磁石等を固定する2部品は課題だった勘合精度を、高精度プレス工法で満足し量産化を実現しました。

11:40~12:50 休 憩

3)12:50~13:40
「冷間鍛造プレスによるプリンター用ヘッド部品の超精密板鍛造」
㈱放電精密加工研究所 大和事業所 営業課長 津山 雄一 氏
要旨:
平行制御機能とミクロンの下死点繰り返し精度を有するサーボプレスで、板厚管理された素材から減厚し、製品厚さ±3μmのプリンターヘッドの板状構成部品の量産を実現した板鍛造を紹介させて頂きます。本件、ラップなど2次加工を必要とせず、80spmの板鍛造で完結するため、生産性も高く、プレス単一工法で作り込むことで、不良率も低減でき、10年以上の安定生産を達成しており、次世代の塑性加工プロセスを示す事例となっております。

4)13:40~14:30
「メカニカルリンクサーボプレスによる成形加工技術へのチャレンジ」
㈱アミノ 第二工場 技術部 部長 村井 裕城 氏
要旨:
マルチマテリアル化が話題となって数年経つ中、いろいろな材料の特性に合わせサーボプレスを有効活用した事例として、ホットスタンプ及びCFRTPの取り組んできたトライ内容を報告いたします。

14:30~14:40 休 憩

5)14:40~15:30
「お客様ニーズに対する成形加工技術の取り組み」
東亜工業㈱ 自動車事業部 工機部 工機技術課 係長 西尾 和真 氏
要旨:
お客様ニーズが世の中の動向により大きく変化してきています。そのニーズに素早く対応できるよう、我々サプライヤーはハイドロ・超ハイテン・ホットスタンピングなど技術開発を続けてきました。今回はホットスタンプ加工技術に焦点をあて取り組んできた内容を報告いたします。

6)15:30~16:20
「STAF®車体性能向上の可能性と今後の展望」
㈱エイチワン 事業統括本部 商品開発部 研究開発課 主任 磯尾 智大 氏
要旨:
衝突安全基準の厳格化に伴い、自動車には今後更なる耐衝突性能と軽量化の両立が求められています。本発表では、高強度でかつ独自の形状を作り出せるSTAF®に着目し、その優位性を活かした部品形状を検討しました。CAE解析による性能評価の結果、STAF特有の断面形状により、衝突部材のエネルギー吸収効率に大きく寄与することを確認しました。本技術による車体性能向上の可能性と今後の展望について報告いたします。

7)16:20~16:35 全体質疑応答

8)16:35~16:50 名刺交換交流会

申込みについて

参加費

いずれもテキスト1冊を含む
会員:23,000円/名(会員の対象は主催・協賛団体会員です)
学生会員:1,000円/名
一般:33,000円/名
入会により参加費は23,000円となります。(ご希望の方は事務局までお問合わせ下さい)
個人会員A入会時の会費は入会金3,000円+4月入会時会費18,000円となります。
海外から送金の場合、銀行取引手数料4,000円が別途必要となります。

募集人数

50名

申込締切

2026年5月14日㈭
申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。

申込方法

申し込みはこちら
1)
申込締切後、参加決定者に参加証・請求書をお送りいたします。
2)
当日、参加証が必要となりますのでご持参下さい。

問合せ先

一般社団法人 型技術協会
TEL:045-224-6081 E-mail:info@jsdmt.jp