司 会:慶應義塾大学 青山 英樹 氏、東京農工大学 笹原 弘之 氏 |
|
1) 10:05〜10:55 |
「5軸加工機を利用した金型の
高能率・高品位加工」 |
(株)牧野フライス製作所 加工技術本部 副本部長 金谷 潤 氏 |
|
要旨 : |
近年、自動車の燃費向上のための車体軽量化と同時に衝突時の安全性確保のため、車体構成部品の剛性が求められ、1000MPa超材、ハイテン鋼の採用も珍しくない。このような材料を成形する為の金型も高硬度化、種類も増えていて、いかに効率よく加工するかが重要である。本稿では金型の高速加工に必要なNCプログラムの要件と加工面品位,作業の自動化について報告する。 |
|
|
2) 10:55〜11:45 |
「高品位金型加工面を実現するTebisの
NCプログラミング技術」 |
丸紅情報システムズ(株) 製造ソリューション事業本部
製造ソリューション部 製造ソリューション課
エキスパート 黒川 孝雄 氏 |
|
要旨 : |
高品位金型加工面を実現するためには、加工対象物の形状特性を考慮した最適な加工パターンの適用と、工作機械・工具等のハードウェア特性に合わせた高品質なNCデータの供給が重要である。本講演では、Tebis独自の高速・高品質な演算ロジックと様々な加工物に対して適用できる豊富な加工パターンのご紹介、そして実際に高品位金型加工面を実現する加工面品質についてご紹介する。 |
|
|
|
|
3) 13:00〜13:50 |
「魂動デザイン再現のための
高精度機械加工の取り組み」 |
|
マツダ(株) ツーリング製作部 ツーリング技術グループ
マネージャー 大田 敦史 氏 |
|
要旨 : |
当社はお客様の人生の輝きにつなげるクルマ造りに向けて、目にした人々を魅了する美しいデザインの量産化に取り組んでいる。マツダのデザインコンセプトである魂動デザインの再現には、デザイナーの意図を正確に再現する高精度な金型造りが重要となっている。本稿では、金型精度を決める重要な工程であるCAM/機械加工の高精度化を中心とした取り組みについて紹介する。 |
|
|
4) 13:50〜14:40 |
「CAMTOOLにおけるポリゴン演算と
サーフェース演算の特徴」 |
|
(株)C&Gシステムズ 商品企画統括部 CAM企画課 諏訪 修 氏 |
|
要旨 : |
CAM-TOOLでは微細金型から大型金型まで幅広く対応しているCAMである。顧客は、客先ニーズ、製品特性により効率重視、加工面品質重視など様々な環境で金型製作をしている。そのような顧客に対応すべくポリゴン演算と、サーフェス演算の両方のCAMソルバを搭載し、より良い金型加工を提案する。それぞれのCAMソルバの特徴について説明する。 |
|
|
|
|
5) 15:05〜15:55 |
「PMACを用いた加減速指令の実装と
振動抑制」 |
|
東京電機大学 理工学部 機械工学系 准教授 山崎 敬則 氏 |
|
要旨 : |
建機分野では、クレーンの振れ止めに、プリシェイピング法で設計した加減速指令を適用して効果を上げた例が報告されている。一般的なNC制御装置では、加減速パターンが限られているが、PMACを用いることにより任意の加減速指令の実装が可能となる。本稿では、リニアモータ駆動系を用いてプリシェイピング法の実証実験を行った結果を報告する。 |
|
|
6) 15:55〜16:30 |
パネルディスカッション
パネリスト:講師全員 |
|
司会:慶應義塾大学 青山英樹 氏、東京農工大学 笹原弘之 氏 |
|
|
|
|
|