HOMEワークショップ第12回 型技術ワークショップ2006 in 長岡
型技術ワークショップ2006 in 長岡
開催にあたって
 
 このたび、12回目を迎える「型技術ワークショップ」を新潟県長岡市で開催するはこびとなりました。
型技術ワークショップは、型技術の分野で活躍される技術者、研究者、経営者が一堂に会し、研究発表や討論などを通じて互いの技術を学び合うなど、有意義な情報交換ができる絶好の機会となるものです。
 新潟県での開催は2001年の燕・三条に続き、2回目となります。ここ新潟県長岡市は長い歴史を持った工業の集積地であり、機械・精密・電子関連を中心に多様な企業が立地いたしておりますが、金型はどの業種にとってもその基盤と呼ぶべき重要な技術となっております。テーマはものづくりを通じて人材の育成に努め、新しい産業を創造していこうとする想いを込めて、『モノ造り、人作り、未来(あす)創り』としました。
 一昨年、新潟県は大きな地震に見舞われ、産業界も大きな打撃を受けましたが、全国の方々から大きな励ましをいただき、復興が着々と進んでおります。そうした現状を見ていただき、ご支援に対する感謝の意を表すことも本ワークショップのねらいの一つであります。この「型技術ワークショップ2006 in 長岡」に一人でも多くの方々がご参加くださるよう心から願っております。
 
「型技術ワークショップ2006 in 長岡」実行委員長 柳 和久
テーマ モノ造り、人作り、未来(あす)創り
開催日 平成18年11月21日(火),22日(水)
会 場 ハイブ長岡(長岡産業交流会館) http://www.hive.or.jp/ 
(〒940-2101 新潟県長岡市寺島315番地)
[会場案内図 PDF:57.1KB]
開催
スケジュール
第1日目
11月21日(火) 講演会、展示会、大懇親会 [プログラム PDF:233KB]
オープニング講演

『Mg合金製品の金型加工技術』
(文部科学省都市エリア産学官連携促進事業の紹介)

特別講演 『「火の発見」に並ぶ「圧力利用」の夢』
 HP未来産業創造研究会 会長 山ア 彬 氏
特別セッション (パネルディスカッション形式)
『未来志向の金型と必要な技術とは』
一般講演 8セッション 45件 
特別展示 新潟とその近県の金型技術展示
大懇親会 会場:長岡グランドホテル
 
第2日目
11月22日(水) 工場見学会(すべてのコースに蔵見学を含む)
Aコース: (株)ツガミ/日本精機(株)/吉乃川(株)/越後製菓(株)
Bコース: (株)第一測範製作所/朝日酒造(株)/(株)太陽工機
Cコース: ニューロング精密工業(株)/八海醸造(株)/八海クリエイツ(株)/三吉工業(株)
主 催 型技術協会
協 賛 RP産業協会、(社)精密工学会、全日本プラスチック製品工業連合会、(財)素形材センター、日本木型工業会、(社)電気加工学会、超硬工具協会、(社)日本機械学会、(社)日本金型工業会、ダイヤモンド工業協会、(社)日本金属プレス工業協会、日本工具工業会、(社)日本工作機械工業会、(社)日本合成樹脂技術協会、(社)日本塑性加工学会、(社)日本ダイカスト協会、(社)プラスチック成形加工学会、SPE日本支部
後 援 長岡市、(財)にいがた産業創造機構、長岡商工会議所、長岡鉄工業協同組合、(財)新潟県県央地域地場産業振興センター、長岡技術者協会
参加申込のお知らせ
期 日
11月21日(火) 講演会、展示会、大懇親会
   22日(水) 工場見学会
            ※各見学コースは下記詳細説明をご覧の上、お申込下さい。
会 場 ハイブ長岡(長岡産業交流会館)
〒940-2101 新潟県長岡市寺島町315番地
主 催 型技術協会
講演会・展示会・大懇親会・工場見学会への参加申込方法

ホームページよりオンライン申込ください

オンライン申込締切 平成18年11月8日(水)
オンライン申込
参加費*
(1)講演会・展示会参加費 
   会員*  8,000円
   一般 16,000円
   学生 無料 (学生の論文集希望者 2,000円)
(2)大懇親会参加費  7,000円(会員、一般とも)
(3)工場見学会参加費 **  6,000円(会員、一般とも)
(4)11/21 昼食弁当(茶付) ***  1,000円(会員、一般とも)

* 会員の対象は主催・協賛・後援団体会員です。
** 工場見学会に参加できるのは講演会申込者に限らせていただきます。定員(各コース45名)になり次第、申込を締切らせていただきます。
*** 申込締切後の昼食弁当の追加申込およびキャンセルは出来ません。当日販売もございませんので予めご了承ください。
申 込 先
型技術協会
〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町6-79
       マスミューチュアル生命横浜ビル201号室
TEL 045-224-6081 FAX 045-224-6082 Eメール info@jsdmt.jp
参 加 費
振 込 先
 (振込手数料は、各自でご負担願います)
振込銀行 三井住友銀行 三田通支店 普通預金 No.7813068
型技術協会
郵便振替 No.00160‐1‐35639
そ の 他
(ア) 申込者には、参加券、請求書等をお送りいたします。
(イ) 工場見学会各コースでの、午前のみ、午後のみの参加は受付けませんので、ご了承ください。
(ウ) その他ご質問がありましたら型技術協会へご連絡ください。

オープニング講演
『Mg合金製品の金型加工技術』
環境にやさしい新マグネシウム合金の開発及び新加工技術の確立をテーマに「都市エリア産学官連携促進事業」を長岡エリアで推進しています。本年度はその最終年度にあたります。そこで本研究事業の成果のなかから金型に関連する技術について、次の3テーマについて発表します。
オーガナイザ/司会 (財)にいがた産業創造機構 吉原英雄
講演
1) 超音波振動による金型加工とスピンドルの回転精度評価システム
長岡技術科学大学 教授  柳  和久氏
2) 工作物加熱と工具冷却を併用した超硬金型加工
長岡技術科学大学 教授  田辺郁男氏
3) 超短パルスレーザーによる高硬度金型材の加工
長岡技術科学大学 教授  伊藤義郎氏
講演内容
1) 超音波援用加工により、「ダイヤモンドによる金属材料の研削仕上げ加工」を実用化することで、 最終手仕上げ工程を必要としない、高精度な金属加工技術を開発する。また、加工する工具の振れを高精度にモニタリングする計測器を開発することにより、金型加工に影響する工具振れを管理する技術を開発する。
2) 工作物局部加熱と工具局部冷却の併用によって、軟らかい工作物を硬いままの工具で切削する理想的な高速・高精度・省エネルギー切削技術を開発する。
3) フェムト秒レーザによる金型加工技術を確立する。具体的例として、20μm以下の穴や溝のような微細構造を熱影響の少ない状態で、金型に付与する。
特別セッション(パネルディスカッション形式)
『未来志向の金型と必要な技術とは』
 金型関連企業は自動車や家電産業の好調を受けて活況を呈しておりますが、中長期的には国際競争が一層激化するなど、取り巻く環境は依然として大変にきびしいと思われます。
 そこでこの特別セッションでは、競争に勝ち抜くための未来志向の金型とはどんなものなのか、またそうした型作りにはどのような技術が必要とされるのか、金型製造の分野で先進的な取組をしている各パネリストの方々にその想いを熱く語っていただきます。
 シナリオなしのぶっつけ本番で議論を進めますので、どんな議論が飛び出すか、オーガナイザ/司会役は緊張を強いられそうですが、このセッションに参加いただいた方々には、今後の発展のヒントを胸にお帰りいただけるものと確信しております。
オーガナイザ/司会 (独)理化学研究所中央研究所   安齋 正博
                   株式会社松岡技術研究所   松岡 甫篁
パネリスト
株式会社ツバメックス 代表取締役社長 賀井治久氏
日産自動車株式会社 シニアエンジニア 戸澤幸一氏
株式会社サイベックコーポレーション 代表取締役 平林健吾氏
株式会社ヤマナカゴーキン 代表取締役社長 山中敏樹氏

工場見学会案内
日 時
平成18年11月22日(水)  [工場見学会案内 PDF:89.7KB]
Aコース: 長岡Gホテル→(株)ツガミ→日本精機(株)→小嶋屋長岡川崎店(昼食)→吉乃川(株)→越後製菓(株) [片貝・沼田工場]→長岡駅 [Aコース案内 PDF:150KB]
Bコース: 長岡Gホテル→新潟県中越地震被災現場[妙見堰崩壊現場](バスから見学のみ)→錦鯉の里→(株)第一測範製作所→須坂屋(昼食)→朝日酒造(株)→(株)太陽工機→長岡駅  [Bコース案内 PDF:86KB]
Cコース: 長岡Gホテル→ニューロング精密工業(株)→八海醸造(株)→八海山泉レストラン(昼食)→八海クリエイツ(株)→三吉工業(株)→浦佐駅→長岡駅 [Cコース案内 PDF:213KB]
定 員 各コース 45名
参 加 費 6,000円(会員、一般とも)(昼食付)
工場見学会に参加できるのは、第1日目(21日)の講演会・展示会の申込者に限らせていただきます。
定員になり次第、申込を締め切らせていただきます。
集合時間及び解散場所/時間はコースにより異なります。ご注意ください。
バス出発
解散場所
のご案内
出発場所: 長岡グランドホテル (A, B, Cコース)
解散場所: JR長岡駅 (A, B, (C) コース)
         JR浦佐駅 (Cコース)
注1. コース別に出発時間が異なっております。各コースの集合時間をご確認ください。
注2. 各コース定刻になりしだい出発いたします。遅れないようにお願いいたします。
注3. Cコースは浦佐駅で解散ですが、バスは長岡駅まで戻ってきます。

 
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一般社団法人 型技術協会