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型技術セミナー
第125回型技術協会 型技術セミナー(日台合同セミナー)
第125回 型技術セミナー (日台合同セミナー)
「あの樹脂製品はこうして生み出される!
最新の樹脂成形をワールドワイドで語る」
〜付加価値を生み出す樹脂成形/金型技術とは〜
開 催 要 領
開催日時
2017年10月24日(火) 10:00〜16:30
開催場所
芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階307教室
〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14
主 催
(社)型技術協会
協 賛
(社)日本金型工業会、プラスチック成形加工学会
趣 旨
携帯電話の美しい筐体、自動車の大型バンパー、プラスチック製のブランド家具や高精度な医療用パーツ・・・普段、当たり前に私たちの目の前にある多くの”樹脂製品”。そうした樹脂製品をつくるのに、どういった技術/技能が使われているのか、皆さんご存知でしょうか?更には昨今の電動化やIT技術の進化、センサー技術による商品の高機能化に伴い、”樹脂製品”の需要はもとより、求められる付加価値も将来に向けてより高まっていくと思われます。
そういった中で樹脂製品の生産においては、家電業界における過当競争をきっかけにグローバル化の一途をたどり、付加価値の高い製品やその製品を生み出すための金型製作技術も、いまやワールドワイドで作り出されているのが現状です。
今回のセミナーでは、これからの樹脂製品需要の高まりを受けて、高付加価値の製品を生み出すために各企業で取り組んでいる樹脂成形および金型製作に関する固有技術や技能、工程変革についての講演をしていただきます。
更に今回の講演では、樹脂製品の生産において日本に負けない高い技術力を有している台湾企業にも登壇して頂き、将来の樹脂成形技術のレベルアップについて、ともに議論していきたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
講演者
(講演順)
司 会:東京経済大学 山本 聡 氏、
日本エリコンバルザース(株) 福井 茂雄 氏
開 会:10:00〜10:10
1)10:10〜11:00
基調講演「自動車用部品における
高機能成形型技術開発」
株式会社デンソー 部品エンジニアリング部 型技術室
課長 平岩 尚樹 氏
要旨 :
自動車部品分野は従来金属で構成していた高精度機能部品の樹脂化が求められ、一方で新興国市場での海外メーカーとの競争が激化するなか、国内生産でもコスト競争力を維持すべく成形加工の付加価値向上に取り組んだ。今回、バルブ部品を対象にバルブとボデーを成形工程のみで高精度に賦形しつつ、型内で組立てる高精度成形組立複合技術を開発し組立工程廃止を達成。成形加工の付加価値向上と部品競争力を向上させた事例を講演する。
2)11:00〜11:50
「河村化工の現場力
〜愚直なものづくりとひとづくり〜」
河村化工株式会社 取締役副社長 河村 泰典 氏
紹介 :
河村化工株式会社は自動車の内外装樹脂部品を中心とした総合プラスチックメーカーである。同社は金型制作、設備・製品設計、評価、生産準備、樹脂成形、組立まで一貫した生産体制を有している。現在に至るまで、主力の顧客である自動車企業から数多くのサプライヤー賞を受賞している。本講演では河村化工の創業以来60年間に渡る愚直なものづくりとひとづくりを講演して頂く。
11:50〜12:50
昼 休
3)12:50〜13:40
「物の造り方を創る」
大成プラス株式会社 会長 成富 正徳 氏
要旨 :
パッケージされた生産ラインが日本発で労働力の有り余っている地域に拡散したことから、ジャパンスタンダードが世界中で低コストで調達できるようになった。日本発信の付加価値の高い新たなものつくりを目指して取り組んできた技術の一部をご紹介する。
*
台湾の樹脂成形関連企業による講演2件(通訳あり)
4)13:40〜14:50
「先端二色成形技術と知的生産システム」
FCS Group 富強鑫精密工業股份有限公司 王峻禹 氏
紹介 :
FCSグループは台湾最大の射出成形機企業であり、台湾、中国に大規模な工場を有している。光産業やLCD産業、スマートフォン、コネクタ、自動車部品といった分野で、台湾や海外の著名企業と取引、産学連携や国際連携から技術開発を進展させている。本講演では同社の先端二色成形技術と知的生産システムを講演して頂く。
14:50〜15:00
休 憩
5)15:00〜16:10
「台湾グローバル企業のIndustry 4.0:
プラスチック金型製造・射出成形における
ナレッジ・システム」
Jabil Green Point co. 碕y高新股份有限公司
The general manager of mold business unit 李銘衍 氏
紹介 :
ジェイビルグリーンポイント社(台湾名:碕y高新股份有限公司)は米国EMS大手ジェイビル社(従業員数17万人)傘下で、金型製造および射出成形を担い、世界の著名な顧客企業にウェアラブル機器など先端分野のプラスチック部品を供給しています。本講演では同社の最先端のプラスチック金型製造および射出成形技術を講演して頂く。
6)16:10〜16:30
名刺交換交流会
参加申込方法
参 加 費
いずれもテキスト1冊を含む
会 員
:
21,000円
(会員の対象は主催・協賛団体会員です)
学生会員
:
1,000円
一 般
:
31,000円
※
個人会員A入会申込付き31,875円(ご希望の方は事務局までお問合わせ下さい)
内訳:参加費21,000円+入会金3,000円+9月入会時会費7,875円
※
海外から送金の場合、銀行取引手数料4,000円が別途必要となります。
募集人数
40名
申込締切
10月16日(月)
※
申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。
申込方法
1)
参加決定者には参加券・請求書をお送りいたします。
2)
当日参加券と引換にテキストをお渡し致しますのでご持参下さい。
問 合 先
一般社団法人 型技術協会
TEL:045-224-6081 FAX:045-224-6082
E-mail:
info@jsdmt.jp
一般社団法人 型技術協会